食紅を使ったソックヤーンの手染めに味をしめ
家にある草花とかでも染められないかなーと調べてみたら
身近なものがありました。
黒豆染め。
家ではヨーグルトメーカーを長年愛用しているのですが
ヨーグルトのみならず納豆も良く作ります。
納豆はいつも黒豆で作るのですが
この時に出る汁?を使うと意外にきれいに染まるらしい・・・ということをネットで読んで
早速実験してみました。
ちなみに納豆に使っているのは
幻の黒千石大豆などと呼ばれるこちらの豆。
主に北海道で栽培されていた小粒の黒豆ですが
栽培に手間がかかるため一時期ほとんど絶滅?していたものを
復活させてその栄養価の高さなどから人気となったそうです。
どの販売店でもそれぞれ幻となった由来が詳しく書いてあるのですが・・・
観光地でたかーいお値段で売ってるのを見つけて
楽天で探したら安かったので一度お試ししたら美味しくて以来ずっと使っているのです。
小粒なので煮る時間も少なめで済むのもお気に入りです。
ソックヤーンを黒豆で染めた手順
いつもの買い置き Regiaの手染め用ソックヤーンを使います。
Wool warehouseでDrops毛糸を買う時などについでに買うことが多いです。
販売ページ>>>【Wool Warehouse】Regia 4 Ply for Hand Dye
まぁしばらく円安が続きそうですね😢
これを50gぐらいのかせにして二か所毛糸で結びます。
納豆を作る時は豆を一晩水に浸しておくのですが普段捨てているその水を今回は是非使ってみたい。
一晩浸した豆。
水だけ取るとこんな色です。
染める前にいつものように毛糸を50度ぐらいのお湯にクエン酸を溶かしたものに漬けておきました(20分くらい)。
黒豆などの草木染めの場合は色を定着させるための媒染という作業が必要なのですが今回はクエン酸にその役目を兼ねてもらい、特に染めた後に媒染材を使うようなことはしませんでした。(というか家にミョウバンなどがなかったので😅)
今後の色落ちなど実験の意味も込めてやってみましたよ。
豆だし普通に普段使いのテフロン加工のフライパンを使ってます。
ここにさっきの豆の汁を垂らすと
パっと赤めの色に変わりました。
これはクエン酸の酸性に反応したんですよね。
昔子どもと実験で作った色が変わるカレーとかみたいなやつ。
横で豆も煮てるのでそのあく取りででた水も投入。
どんどん入れて火をつけて温めました。ぐつぐつとはならないくらいです。
先ほどの浸しておいた水の色とクエン酸が混ざったときの色はこんなに違います。
20分くらいじっくり煮て?みました。
その後またつぶつぶとか色を付けたい欲望が出てきて、いつもの食紅に登場してもらいました。
イメージとしては赤いつぶつぶや濃い茶色っぽいつぶつぶやたまにグラデーションというイメージでしたが・・・
一旦火を消してちょっと置いたフライパンに追加投入したらこんな風に!?ヒェー!
緑の主張がすごいなー。
まぁ実験なんでそのままやってみます。
また再加熱して15分くらい温めてあとは自然に冷めるのを待ちました。
再加熱直後はこんな感じ。
食紅染めの時のように染め液自体は完全に透明にはならないのですね。
その後洗剤で洗ってすすいで
乾かした途中。
完全に乾いてからかせにしてみたら意外に可愛く見えてくるから不思議。
玉にしてみたらもっと愛着わいてきました😊
少しパープルが入った薄ピンクが優しい感じです。
やっぱ自然のものだからなのかなー。
この色だけとか、シンプルに赤のつぶつぶだけ少し追加とかも作ってみたくなりました。
この後編んだものを洗濯して色落ち具合を見てみたいと思います。
またきちんとミョウバンなどを使った媒染もしてみたいので買ってきましたよミョウバン。
30g少量パックはスーパーで100円しなかったです。
ちなみに納豆は柔らかくした豆にパック納豆を小さじ1混ぜてヨーグルトメーカーで45度24時間です。
さらに黒豆煮汁は栄養価が高いということで粉寒天で固めてゼリーにしてヨーグルトに混ぜて食べてるんです。
今までも充分黒豆を使い倒してる気がしてましたが、
今回豆を茹でる前に最初に捨てていた一晩付けていた水を今回ソックヤーン染めにつかったので
さらにめっちゃ無駄ない人みたいになれたかも?!なんて😂
この人気のバイブルも欲しくなってきました😅
まずは図書館で借りてみようかな。
コメント