去年トップダウンのセーター(息子用)をはじめて編みました。
数年前に20年ぶりに編み物を再開した時何より驚いたのは編み方が色々と進化していたこと。
学生時代に奮発して(お金も気力も)何回かセーターを編んだことがありますが
当時は はぎやとじが必須でした。
そして私は本当にそれが嫌いで・・・(^^;)
それがしばらく編み物をやっていない20年くらいの間に様変わり!
とじやはぎが極力少ない編み方や、ほとんど要らないトップダウンなど素晴らしい技法がごく普通のことになっているとは!!
本当に頭のいい人っていうのは沢山いるんですね・・・!!!
去年編んだ michiyoさん ふたりのニットから スエット風プルオーバー
去年のステイホームをきっかけに
初めてとりかかったのがこのトップダウンのセーターでした。
パターンはmichiyoさんのこちらの本から。
この本、シンプルな定番物が多くて大好きなんです。
編んだのはスェット風プルオーバー、これを長袖にしました。
指定糸はハマナカ アランツイードです。
編み始めたのが春なので、春に着られるようコットン系にしようと目論み
よくわからず選んだのがこちらの糸。
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ベーシックコットンを毛糸ピエロさんのセールで買いました。
ミルクコーヒー色です。
ミルクコーヒーというかミルクたっぷりコーヒーという感じです。
まぁ細かったら2本どりにしちゃえーととりあえず購入して
やっぱり細いのでザクザク編みたい私は2本どりで編み始めました。
このパターンはトップダウンのラグランセーターでとっても簡単に編むことができるのでおすすめです。
増し目のところも模様のように掛け目が入るのでいちいちマーカーをしなくてもスイスイ編めます。
そして無事完成したのですが・・・
途中何度も不安になり、完成時まず思ったのが
お・も・い
そう。途中で毛糸が足りなくなり履歴をみたら30個も注文していました(^^;)
2玉も余ってない気がする・・・
単純に考えて30g×28 800gを優に超えています。
サイズ的にはデカい息子が余裕をもって着られるサイズでバッチリなんですが
何より重い。
デカ息子も、家で着るにはいいけど外に来ていったら超疲れそうと宣いました。
でも家用だしいいよね、とりあえず自分以外のもの作ったからいいよね・・・とそのまんまにしていて
今年の春!
肌寒い日にその重いセーターを引っ張り出してきて机に向かう息子(必ずしも勉強をしているというわけではない)をみて
ちょっと悪いなーって思ったのですよね(;’∀’)
あれから1年、色々なものを編んできた私からしてコットン2本どりのセーターなんて重いに決まってるでしょー
と自分に言いたい。
そしてタンスをゴソゴソとしたら出てきたのが
ホルストガーンのコースト。
コーストは軽くて1本どり、2本どりなどはもちろん、ほかの毛糸と合わせて編むとまた色合いが楽しめるんですよね。
Holstgarn(ホルストガーン)はいつも公式サイトから購入しています。
今は送料が16ドル以上になっていて以前よりはちょっと高いんですが
毛糸の単価が本当に安いのでおすすめですよ
>>>Holstgarn
さっそく残り糸と引き揃えてスワッチを編んでみるとこれは素敵かも・・・
と思い、
「あのさー、このセーター編みなおしていいかな?」と許可をとりほどくことにしました。
思い切ってセーターをほどいて毛糸玉作りから
いざ思い切ってほどくと結構快感・・・!!
ずんずん進むよー
とりあえずここまでほどけばもういいくらいかな?
2本どりで編んだので、2本どりの玉をさらに1本どりに分ける作業も必要だった(-_-;)
本当はもっといい方法があるのかも知れませんがすべて手作業で。
ほどいて毛糸玉にするだけで休日の午前中を費やしました。
でも編み出すと、こっちの方が編地もがぜん好み。
そして軽くて柔らかくなった(#^.^#)
10号針でザクザク編んでいます。
ただ問題は、もうこんなセーター着る季節じゃなーいーということ。
とりあえず秋には着てもらえるように早めに仕上げたいと思います!
ワタシだけでしょうか?
自分のものばっかり編んでるとちょっと悪いなーなんて思って
適時家族のものを編みだすということが・・・!私はよくあります(^^)
今もう一つスタジオエフさんのリネン糸で自分用カーディガンを編んでいるので
毎日メリヤス・・・ちょっと飽きてきています。
そう考えると靴下というのは
短い間に色々な編み方が出来て面白いし、すぐ完成するし本当に編み物冥利?につきますね!
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