もう3年以上ずっとヨーグルトメーカーを活用しています。
導入時(?)のことはこちらで書いています。
この時買ったものが無事まだ何の問題もなく使えているのでコスパは本当に良いですね。
4年近く活用しているヨーグルトメーカーで
- ヨーグルト
- 甘酒
- 納豆
の3つを作り続けております。
このうち甘酒と納豆についてはいつも安定した作り心地なのですが
ヨーグルトは種菌や使う牛乳によって出来上がりに差があります。
今回久しぶりに失敗作となったときのことをメモしておきます。
ヨーグルトメーカー 味がいつもと全然違った
今回久しぶりに失敗といえるヨーグルトができました。
といっても固まらなかったなどではなく、
見た目はいつもと変わらず白くてしっかり固まっており、においも特に異常なしだったんです。
ところが食べてみると
ともかく 苦い!!
家族が先に古いパックを使い切ってしまったタイミングで私ができあがったばかりのそのヨーグルトを食べたのですがなんか味が苦い!
最初はちょっとぐらいいっか・・・(?!)と思って
いつも通り食後のデザートとしてフルーツにかけて(この日はオレンジ)食べていたのですが
下がビリビリしてくる苦さ・・・。
やばいかも・・・と本能が働く。
早速ググってみた。
苦いのはキウイと一緒に食べたから
いや、オレンジだし。
傷むと黄色っぽくなり酸っぱくなる
いや、真っ白で苦い。
ともかくこのヨーグルトは危険と判断して
お皿に盛ったヨーグルトは捨てました。
でもケチな私はオレンジはもったいないからと洗って食べました・・・。
念のため胃薬を飲み、もしかしたら強烈な腹痛が訪れるかもしれない・・・と
覚悟してその夜を過ごしましたが・・・
2時間経っても無事だったのでお風呂入って無事就寝。
夜中に腹痛が起きた・・・というようなこともなく朝まで熟睡。
どうやら大丈夫でした。
ただ味は舌がピリピリしてくる苦さだし、他の家族もその様子を見て当然ながら
もう一切そのヨーグルトには手を付けようとはしないのでできあがったばかりのヨーグルトをすべて廃棄するのは無念でした。
そのヨーグルトが体に害なのかどうかは今もって謎ですが
何故いつもと違う出来だったのか考えられることは
牛乳が賞味期限切れ2日後でした。
ふだんあまり買わないよつば牛乳が賞味期限間近でちょっと値引きされていたのを買ったら
ヨーグルトを作る時には既に賞味期限切れだったのです。
まさにセコさが生んだ損失といえます。
でも2日くらいヨーグルトならいいか・・・と思ってそのまま普段通り
前の残りを種菌として作ったのですが牛乳同士の相性なのか古いからなのか
ともかく味が最悪となってしまったわけです。
果物入り飲むヨーグルトを種菌にしてみた
この話にはちょっと続きがあり、
その夜、ヨーグルトをすべて廃棄してしまうと、翌朝家族が食べる分がないわけです。
でももう遅いし種菌を買いに行くのがいやだったんですよ。
そこで私が目を付けたのがたった1本だけ冷蔵庫に残っていた
飲むヨーグルト白桃
プレーンの飲むヨーグルトなら普通に種菌となり美味しくできるのですが
さすがにこの砂糖や果物やその他色々が加えられたヨーグルトって種菌になるのだろうか?
と疑問が生じるわけです。
でまたgoogle様に尋ねてみるも皆さんプレーンヨーグルトならできるというサイトしか見当たらなかったので実験することにしました。
飲むヨーグルト白桃を新しい1リットル牛乳パック(少し飲んで隙間をあけたもの)に入れて(150mlくらい)
40℃11時間(少し長めにしてみた)でセット。
翌朝見てみるとゆるゆるの飲むヨーグルト風のものができあがっていました。
匂いは飲むヨーグルト白桃が薄まったかのような良いにおいです。
味もちょっぴり甘みがあって旨い!
ちょっとどろっとしている甘みのあるヨーグルトとして家族にも無事受け入れられたのです。
どろどろしたヨーグルトを種菌にしたら
そしてさらにさらに
このどろどろ飲むヨーグルト白桃を無事食べ終わり、美味しかったので
もう一度再現できないかとこれを種菌にして作ってみました。
普通に40℃9時間でセット。
すると翌日ほとんどヨーグルトにはなっておらず
液体でほんのりヨーグルトの香りがするものとなっていました。
これではいけない!と思い、その牛乳のようなヨーグルトのようなものを少しコップにとり
飲んでから通常のプレーン飲むヨーグルトを100mlほど追加して
さらに40℃8時間追加してみました。
すると無事その日の夕方に通常通り固まったヨーグルトができていました・・・!!
今回追加の種菌として使ったのは大好きなヤスダヨーグルトです。
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ヨーグルトメーカー こんな作り方でも大丈夫だったまとめ
こんな情報必要とする人がいるかどうかわかりませんが
- 賞味期限切れの牛乳だと苦くなることがある(害があるかは不明)
- 砂糖や果物が入った飲むヨーグルトを種菌にしても普通に柔らかめのヨーグルトができる
- 9時間後にうまく固まらないものにヨーグルトを追加してさらに加熱してもちゃんとできる
ということが今回わかりました。
普段なら固まり具合が悪いときは追加でさらに2・3時間加熱をして合計12時間ほどで作っているのですが
種菌に不安がある時はもう違うものを追加しても無事できる(こともある)のだということがわかりました。
成分など調べることができるともっと興味深いデータがとれるかも・・・
ですが奥が深いヨーグルト作りなのです。
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